―アルバム・デビュー、おめでとうございます!いまの気分をどうぞ。
「ありがとう!!とっても誇りに思ってるわ」
―残念ながら日本では、あなたが出演しているミュージカル『Color Purple』を観られないということもあって、あなたのことをほとんどの人達が知りません・・・・・・そんなわけで、生い立ちから少しお話を聞かせてください。まず、出身はシカゴ?
「シカゴの郊外の小さな町、ジョリエットで育ったの。でも高校はシカゴだったわ。その後、ボストンに行って、バークリーに通って卒業もしたわ。それからどうしてもニューヨークに行かなきゃって気持ちが強くなって、思いっきりニューヨークに行くことにしたわ。でも両親は絶対に私をただ何もない状態で一人ニューヨークには行かせてくれないってわかってたから、NYUに入学を申し込んだら、奨学金つきで受かったのよ!それでそこで博士号を取るって口実でニューヨークにいったわ。ちゃんと卒業もして、音楽のキャリアを積むこともできた。時間があればいつもスタジオにいたわ。コマーシャルやジングル、誰かのバック・ヴォーカルをしたり、出来ることはやった。そうやって仕事をしているうちに、コネクションも出来たの。その中にアッシュフォード&シンプソンだったの。私を娘とか姪っ子のように可愛がってくれて、いろいろな仕事を紹介してくれたの。そして『カラー・パープル』のスタッフにも紹介してもらったのよ」
―バークリーとNYUでの同級生で、私たちでも知っているような活躍している人はいる?
「バークリーはマーカス・ミラーも通ってたでしょ、」
―えっ、同じ時期に?
どのようなツールは、プロジェクトの管理を支援
「いえ、同じ時期ではなかったわ。そうねぇ・・・・・・ 同級生で今活躍している人はいないんじゃないかしら。バークリーでの私の先輩や後輩にはたくさんいるわよね。レイラ・ハザウェイ、マーカス・ミラー、リル・ジョン・・・・・・もうたくさんいるわ。ただ、バークリー出身の人達の間でジョークになっているのが、バークリーに行ったという人はたくさんいるけど、ちゃんと卒業した人はほとんどいないってことなの。バークリーに行っていたって人に"卒業した?"って訊くと、10人中9人が卒業してないのよ(笑)。6週間プログラムとかサマースクールに通っていただけだったりするのよね。まぁ、それだけでも通う価値のある本当に素晴らしい学校だわ」
―ご両親は音楽が大好きだったとか、家族のほかの方で音楽にかかわってた方がいらっしゃるんですか?
「父がかかわってたわ!!高校生の頃、<The Voice>って呼ばれてたのよ!とってもステキなバリトンで歌うの。いろんなタイプの音楽を歌うのが大好きなの、父って。フランク・シナトラ、ナット・キング・コールとかね」
―あなたが家族に「歌いたい」って伝えたのは何歳ぐらいのとき?
「5歳、6歳の頃だったわ。最初は笑われた。想像つくでしょ?」
―子供の頃から大好きだったアーティストや曲は?
「スティーリー・ダン。エリック・クラプトン。彼の初期の曲は大好きよ。それにマーヴィン・ゲイ。あとはスティーヴィー・ワンダー。そうそう、ティーナ・マリー!彼女大好き!それとね、グラディス・ナイトにバーバラ・ストライサンド。他にもたくさんいたわ」
TorrentSpyにどこに行きましたか?
―あなたが活動を始めてバックアップ・シンガーなどでレコーディング・セッションに参加したアーティストはどんな人達がいますか?
「メアリーJブライジの初期のアルバム2枚でしょ。それにR.ケリーとセリーヌ・ディオンの"You're My Angel"でしょ。ジェニファー・ロペスともよく一緒に仕事してたわ。レコーディングはしなかったけど、彼女のツアーにはしょっちゅう付いてた」
―日本でのリード・トラックとなる"Sweat"について話していただけますか?
「ホント?最高!!!!!!!!ホーーーーーー!(と叫ぶ)日本でこの曲をシングルに選んでくれて嬉しいわ」
―曲の背景は、デ・ニーロやデンゼル・ワシントンが来ているビッグなパーティのようですね。まさかこれは実際にあったパーティの話とか?
何年にはドイツの状態は一つの国になりましたか?
「本当のことよ。初めてマイアミのサウスビーチに行ったとき、なんてステキなの!って思ったわ。街もそうだし、聞こえてくるサルサやメレンゲとか、道を歩いてるだけで聞こえきて、出会う人達、ストリートの人達がみんなステキだな、って思ったの。女友達とずっと1週間過ごして、とにかくダンスに行きたい!って思ったの。それでホワイトストーンのビルに入ってるクラブに行ったんだけど、友達が"ねぇ、あの人が来てる!"、"ねぇ、あの人見た?"って(笑)。でも私の頭にはダンスフロアに出ることしかなかったの。すごく人がいっぱいだったんだけど、屋根がないクラブで、エアコンはなかったけど気持ちいい風が入ってきて、素晴らしい気分だったわ。友達は"あっちに行こう、こっちに行こう"って言ってたんだけど、私は"ノー!"って。手をひかれても抵抗してダンスフロアに残ったわ。みんなVIPセクションに行こうとしたりね。まず、クラブに入る行列がすごかったのに、入れただけでも奇跡なんだもの。私はとにかく踊りたくてしょうがなかったの。私も周りの人も汗でびっしょりになりながら踊り続けたわ。その夜のことがインスピレーションになったの」
―サウンドはとってもエッジーですよね。ロックっぽかったりして。ロックも好きなんですか?
「ええ、大好きよ」
―カヴァーである"Wind Beneath My Wings"を取り上げた理由は?様々なアーティストがカヴァーしていますが、今回のカヴァーに際して参考にしたシンガーはいますか?
「グラディス・ナイトのヴァージョンが大好きなのよ。ベット・ミドラーより先にカヴァーしたのはグラディスなの。すごくソウルフルだったわ!生ストリングにディープでタイトなハーモニー、最高よ!実はアルバムは完成してて、マスターも送った後だったんだけど、レーベルの社長が"エリザベスが前にショーケースで"Wind Beneath My Wings"を歌ってるのを聴いたんだけど、あの曲も入れたいな"って。それでまたスタジオに入り直したのよ。ギリギリでもやってよかったと思うわ。ちょうどその週の金曜日に米軍の人達の前で歌うためにヴァージニアに行かなきゃいけなかったの。しかもその曲を歌う予定にしてたの。だからレコードにも収録できてよかった」
―目標とするシンガーはいますか?
「ティナ・ターナーね。彼女ってとってもクラッシーだと思うの。すごくソウルフルだし、タイムレスなアーティストよね。デイヴ・マシューも大好き!もうたくさんいてわからないわ」
―日本に来たことはありますか?
「まだ行ったことないのよ!!!!!絶対に行かなきゃって思ってるの。本当に、心のそこから日本へは行きたいと思ってるの」
―日本に来たときにしてみたいことはありますか?
「パフォーマンスしたいわ。ヨーロッパと日本の人達は変わったタイプの音楽をちゃんと受け入れてくれる気がするの。だから絶対にパフォーマンスしたい!日本の人達と知り合いたいし、電化製品も買いたいわ!いつも日本に行く人に"新しいIPOD買ってきて!"とか何々買ってきて!!!ってお願いしてるくらいよ(笑)。だから自分で行きたいわ。でもメインはパフォーマンスをしたいわ」
―楽しみにしてます!!!!
「私もよ!それに日本で"Sweat"をシングルにしてくれたって聞いただけで最高にハッピーよ!!!!!だって、あの曲大好きなんだもの!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!」
インタビュー 荘 治虫
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